2017年 4月 の投稿一覧

「温暖化問題について」

最近、異常気象がきになりませんか?

地球の表面温度がだんだん上昇する現象、「地球温暖化」が深刻な問題になっています。近年、日本では、夏場、スコールのような一時的に激しい雨が降る集中豪雨の発生が目立つようになってきたリ、大型台風の発生やその被害が報告されています。

昨年、北海道を襲った大型台風の被害でじゃがいもの収穫量が減り、大手菓子メーカーではポテトチップスの製造ができず、いくつかの商品生産終了を発表したのは、記憶に新しいニュースです。

日本から世界に目を向けても集中豪雨による洪水被害、逆に雨が降らず干ばつになる地域、また海水の上昇による島や沿岸部の浸水など、いろいろな問題を目にします。これらの問題は、地球温暖化の影響と言われていていますが、改めてその地球温暖化による問題をまとめてみます。

 

地球の温暖化によって、主に4つの問題が引き起こされています。

1つ目は、集中豪雨発生地域の拡大や大型台風またはハリケーンの発生、それらによる被害の問題です。これらは、温暖化による気候変動が原因とされています。

2つ目は、干ばつの問題です。これも気候変動で引き起こされていると指摘され、雨の降らない地域が増えて農作物の栽培・収穫ができなくなったり、生活用水の確保が難しくなったりしています。

3つ目は、北極や南極の氷が溶けることと、それによる海水面の上昇の問題です。海水面が上昇することで島や沿岸部では、浸水する地域が増加しています。例えば、南太平洋のツバルという島国では、近年沿岸部の浸水被害がしていて、このまま温暖化が進むと島のほとんどが沈むと言われています。

4つ目は、生物の絶滅の問題です。気温が1.5~2.5度上昇すると、地球上の動植物の2~3割が絶滅するといわれています。

食糧がなくなり生物がなくなり土地もなくなる地球温暖化

次に、温暖化はどうして起こっているか簡単にまとめてみます。

温泉水や火山から噴火したドロドロの溶岩を想像するとイメージがつきやすいように、地球の奥深い場所は熱があります。ただ、この熱だけでは地球を温めることはできません。地球を温める大切な役目を果たしているのは、太陽の熱です。

なんと、この太陽の熱がないと、地球の気温は1年中マイナス20度以下になると言われています。地球の温かさを保つために、温室効果ガス、特に二酸化炭素が重要な役割をしています。

二酸化炭素は、太陽の熱が地球から逃げていくのを吸収して蓄え、地球の温かさを保っていいます。つまり、二酸化炭素は、地球にとってなくてはならない重要なものなのです。ただ、今日、二酸化炭素が増えすぎてしまい多くの問題を引き起こしています。

 

二酸化炭素が増え続ける原因は、私たち人間の生活スタイルの変化が大きくかかわっています。約1万年前から1750年頃までの二酸化炭素濃度は、ほぼ一定に保たれていたようです。

なぜなら、人間が排出する二酸化炭素の量はわずかだったためです。しかし、約1750年以降からイギリスの産業革命が始まり、人間は石炭や石油などの化石燃料を使い始めたので、大量の二酸化炭素が排出されるようになりました。

そして、世界規模で工業・産業化の波が広まっている現代では、世界中の工場から常に大量の二酸化炭素が排出されています。また、それら工場や私たちの日常生活で必要な電力を担う1つが火力発電所ですが、大量の化石燃料を燃やす火力発電所からもたくさんの二酸化炭素が排出されています。その他、二酸化炭素を排出する自動車の排気ガス原因の1つです。

 

大きな施設ばかりでなく、私たちの個人個人の日常生活も二酸化炭素を増やす原因が潜んでいます。毎日何気なく使う電気、ガス、水ですが、これらを使うことで、二酸化炭素は排出されています。

一人当たりの排出量は、工場の量と比較したらほんのわずかではありますが、毎日排出する一人一人の量を蓄積すると、温暖化を進める十分な原因になります。

また、二酸化炭素を吸収してくれる森林の伐採による環境破壊も地球上の二酸化炭素が増える大きな原因の1つです。

私たちの地球と温暖化

今後ますます温暖化が進めば、気候変動による異常気象で、干ばつや集中豪雨などの自然災害による水不足や食糧不足が懸念されます。また、海水面の上昇による浸水の問題も深刻です。このように、私たちの生活に深刻な影響を与えます。

そこで、これ以上地球の温暖化を進めないため、二酸化炭素排出の大きな原因である化石燃料の使用を世界規模で減らすことが必要です。エネルギー分野では、太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーの導入や節電・省エネ対策が大切です。

さらに、二酸化炭素を吸収する森林伐採の食い止めなど自然保護も重要です。すでに、ヨーロッパなどの先進国でこうした取り組みが行われ、二酸化炭素排出削減を達成している国もありますが、世界規模でみるとまだ一部に限られています。

温暖化をこれ以上進めないため、世界中で足並みをそろえて取り組むためのアイディアが必要になっています。

「異常気象について」

毎年世界のどこかで発生する異常気象

異常気象とは、「その季節の気温や降水量などの平均的な値よりも大きくずれて、30年に1度出現するか否かくらいの値が生じること」と定義されています。基本的には、その季節、もしくはその年だけ発生して終わるもで、冷夏、暖冬、猛暑、寒冬、長雨、干ばつなどが挙げられます。

ものとも数十年に1度の頻度で発生する異常気象ですが、近年では、毎年、各季節、世界各地から異常気象が報告されるようになり、ニュースをみると世界のどこかで大型台風、集中豪雨、ハリケーン、洪水、干ばつなどの被害が発生しています。

日本でも、近年、夏場に集中豪雨が頻繁に発生するようになり、気象庁が「これまでに経験したことのない大雨」に備えるよう注意を呼び掛ける場面をよく目にします。

 

異常気象の原因について、まだはっきりと断定できる原因は特定されていません。研究者によって見解が分かれるのが現実です。ただ、その原因について、大きく2つに分けて考えられています。

1つは、「外的要因」です。太陽活動、火山噴火、人間活動を指し、大気大循環とは無関係のものを指します。もう一つの原因は、「内的要因」です。

大気の運動、大気境界面の相互作用がそれにあたり、大気大循環によるものを指します。これらの原因は、人間が活動することに由来する「人為起源」と地球の活動に由来する「自然起源」に分けることもできます。

いろいろ難しい言葉がならびましたが、どうやら近年の異常気象は、人為起源の影響が大きく関わっているようです。

 

では、その人為起源とは、どんなことでしょうか。

私たち人間は、イギリスの産業革命以降、化石燃料を使用することで、産業化・工業化を進めてきました。自動車の普及も活発に進んでいます。こうして現代の便利な生活が維持される一方、二酸化炭素を始めとする大量の温室効果ガスが排出されています。

この人間よって排出された温室効果ガスによって地球温暖化が進み、その結果気候変動が起こり、異常気象の発生に結び付いているということが、異常気象の人為起源です。

異常気象と温室効果ガス

人間が排出する温室効果ガスによる地球温暖化が原因の気候変動以外に、自然現象から起こる気象変動もあります。その中で大きな影響を与えるのが、火山噴火が及ぼす影響です。

実は、火山の大規模噴火で発生するSO²というガスが気温の低下をもたらします。このSO²は、長い間大気中を漂い地球全体を覆い太陽光を遮断します。こうして、世界的に気温を低下させてしまうのです。

1783年に発生したアイルランドのラキ山噴火では、ヨーロッパで記録的猛暑に続き、寒冬をもたらしました。日本でも冷害となり、長野県から群馬県にまたぐ浅間山の噴火も重なり天明の大飢饉をもたらした可能性があると言われています。

集中豪雨、大型台風、猛暑・・・異常気象が押し寄せる

今日の私たちは、異常気象が異常ではなく通常とも思えるほど頻繁に発生する時代を生きています。突然の集中豪雨、大型台風、竜巻、暴風、洪水やそれに伴う河川氾濫や土砂崩れ、熱中症や猛吹雪などの災害がいつ起こるかもわからない環境で生活しています。

そこで、異常気象から身を守るために日ごろから心掛けておく必要があります。もしもの時に備えて、非常時用の備蓄品を用意しておくのも大切ですし、ひとりひとりが防災知識を高めておくことも大切です。

また、異常気象は、人間が招く地球温暖化の影響が非常に大きいと指摘されています。なので、私たちは地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出を削減する対策を急がないといけないでしょう。

もうすでに世界各国各地域で地球温暖化対策は行われています。国の政策、企業の努力や取組みは、温室効果ガス排出削減や地球温暖化対策にとって大きな効果を表します。しかし、それだけではなく、私たち一般市民一人一人が、日常生活で温室効果ガス排出削減のため、意識して取り組むことも非常に大切です。

節電や節水、公共交通機関の利用など、身近でできることが様々あります。こうした小さな取り組みは、なかなか目に見える形で成果を実感できないので、なんとなく「やってもやらなくても同じじゃない」という心理になりがちです。でも、きっとそんなことは、ありません。

小さな取り組みができるからこそ物事は変えられていくのだと思います。神経質になってあれもこれもと考えるのではなく、ちょっと意識を変えて少しずつ私たちの生活を地球にやさしいものへの変えていければ将来ちゃんとその成果が表れているでしょう。